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謀反の罪を懸けられた親子

 【03//2012】

謀反の罪を懸けられた親子


尾張国で着実に勢力を拡げる今川治部大輔義元は、ここで一気に織田家を滅ぼし、
その勢いで美濃・近江に侵攻し、「上洛」を意識する様になる。

弘治三年(1557年)
今川家の尾張国内での勢力拡大とともに戸部城主戸部新左衛門政直(とべしんざえもんまさなお)という武将が、
今川家に寝返っている。
山口左馬助教継(やまぐちさまのすけのりつぐ)同様、元々は織田弾正忠家家臣であったが、「今川家有利」を確信するや政直は、今川家に近づき織田弾正忠家の情報を今川家に流すようになっていた。
政直が義元にとって、織田弾正忠家を知る重要な情報源となっていた事は言うまでもない。
しかし、織田上総介信長も中々の策士であった。

今川勢力圏に隣接する戸部城の動向をいち早くから監視させていた信長は、
政直の寝返りをあえて黙認していたのである。
その頃信長は、右筆に半年或いは一年以上掛けて政直の筆跡を真似させていた。
十分に政直の筆跡の真似が出来るようになった時点で信長はある密書を偽造させている。


「次に今川治部大輔義元が尾張国へ侵攻する暁には、兼ねてよりの密約通り、山口左馬助教継と共に
織田上総介信長に呼応し、義元を挟み撃ちにする準備が整った。」
これは戸部政直が、信長に宛てた内通する旨の密書であった。
信長はこの密書を、商人に化けさせた森三左衛門可成(もりさんざえもんよしなり)により、駿府城下へ持ち込ませた。
商人姿の可成は、偶然手に入れたかのように装って今川家にその密書を届けた。

政直直筆の密書を見て裏切りを知った義元は、直ちに政直を駿府城へ呼び寄せ、釈明の余地も与えずに斬り捨ててしまうのである。
また同じような経緯で山口左馬助教継山口九郎次郎教吉も駿府に呼び寄せ、切腹させている。
この事から、戸部新左衛門政直山口左馬助教継ではないかという見解もある。


山口 教継(やまぐち のりつぐ)
戦国時代の武将。尾張鳴海城城主。
尾張国笠寺付近の土豪で、織田信秀(信長の父)に従い、小豆坂の戦いでは当時駿河・遠江・三河を勢力下に収める大名であった今川義元配下の軍勢と戦って戦功を挙げている。
信秀に重用され、三河との国境の要地である鳴海城を任され尾張の南東部の備えとなっていたが、信秀の死後、信長の代になると、織田氏から離反して今川氏に寝返った。

山口 教吉(やまぐち のりよし)
戦国時代の武将。山口教継の子。九郎次郎(九郎二郎)。
織田信秀が死亡して信長がその後を継ぐと、鳴海城城主であった父とともに今川義元に寝返る。



義元の山口親子の謀殺は、その他色々と諸説がある。
東三河での反今川勢力の鎮圧に時間を取られていた義元は、対尾張の最前線基地である鳴海城に、
少なからず不安を抱いていた。
尾張領内での今川勢力圏である鳴海城が孤立に近い状態にある事から、鳴海城主山口教継が、
織田側に再度寝返る事を懸念していたのである。

そこで信頼のおける家臣岡部五郎兵衛元信(おかべごろべえもとのぶ)最前線基地の防備にあたらせる事で、
東三河での反今川勢力を沈静化する事を優位に進められると考えた義元は、
信用がおけない山口親子を謀反の罪で切腹に追い込んだという説である。


岡部 元信(おかべ もとのぶ)
戦国時代の武将、今川氏の家臣。通称は五郎兵衛、官位は丹波守。
祖父の岡部親綱は今川氏の重臣であり、今川義元の家督相続に重要な役割を果たした。
元信自身も遠江および三河の平定に大きく貢献した武将の1人であり、尾張の鳴海城在番を勤めた。
今川家譜代の家臣だが、今川氏が衰退してからは武田氏に仕えた。


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第二章 弘治記
1555年から1557年までの3年間を指すこの時期に、
戦国乱世を太平の世へ導いた三英傑が歴史の表舞台に登場する。
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