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一乗院覚慶

 【12//2012】

一乗院覚慶

永禄八年(1565年)五月十九日
松永弾正少弼久秀(まつながだんじょうしょうひつひさひで)と、三好三人衆(みよしさんにんしゅう)が、
主君三好左京大夫義継(みよしさきょうのだいぶよしつぐ)とともに、将軍義輝の従兄弟に当たる
足利左馬頭義栄(あしかがさまのかみよしひで)を奉じて謀叛を起こし、京都二条御所を襲撃。
室町幕府第十三代征夷大将軍足利義輝を殺害する。(永禄の変)。

同時刻、義輝の二人の弟にも危機が迫っていた。
幼い頃から仏門に入り、相国寺(しょうこくじ)の塔頭(たっちゅう) 鹿苑院(ろくおんいん)の院主になっていた
十二代将軍足利義晴の末子 周暠(しゅうこう)は、久秀から命を受けた平田和泉守率いる軍勢に、殺害されている。
この時、周暠の若衆であった美濃屋小四郎(みのやこしろう)が、刺客の平田和泉守の首をおとし、
主君の仇を討ち、その場で自らも自害したという。ときに十六歳であった。

そしてもう一人、周暠同様に、幼い頃から仏門に入り、南都興福寺一乗院の門跡になっていた
足利義晴の次男 覚慶(かくけい)は、興福寺が大和の守護大名でもあった為、久秀ら三好勢は興福寺を敵に回すことを恐れ、覚慶を幽閉にとどめた。
しかし、永禄八年(1565年)七月二十八日
足利将軍家再興を誓い合った義輝の側近
一色式部少輔藤長、和田伊賀守惟政、仁木近江守義政、三淵弾正左衛門尉藤英、細川兵部大輔藤孝および
大覚寺門跡義俊(近衛尚通の子)らによって覚慶は助け出され、
近江の和田惟政の館で足利将軍家の当主になる事を宣言する。
後に織田上総介信長と対立し、室町幕府を滅亡に追い込んだ
室町幕府第十五代征夷大将軍足利義昭である。

和田 惟政(わだ これまさ)
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。室町幕府末期の幕臣。

細川 幽斎 / 細川 藤孝(ほそかわ ゆうさい / ほそかわ ふじたか)
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名、歌人。号は幽斎玄旨。
13代将軍・足利義輝に仕え、その死後は15代将軍・足利義昭の擁立に尽力するが、
後に織田信長に従い丹後宮津11万石の大名となる。
後に豊臣秀吉、徳川家康に仕えて重用され、近世大名・肥後細川氏の祖となった。

その後、覚慶は和田惟政、細川藤孝に護られ、伊賀・甲賀路を下り、六角左京大夫義賢を頼る事になる。
義賢は快く覚慶一行を迎え入れ、野洲郡矢島に二町四方の規模で二重の水堀で囲まれた矢島御所を覚慶の為に新築している。

永禄九年(1566年)二月十七日
覚慶は、矢島御所において還俗し、足利義秋と名乗りを改めた。
以後義秋は、矢島御所において三管領家の畠山高政・関東管領の上杉輝虎・能登守護の畠山義綱らと親密に連絡を取り合い、しきりに上洛の機会を窺っていた。
しかし、矢島御所のある南近江の領主六角義治三好三人衆と密かに内通しているという情報を掴んだため、
妹婿である武田義統を頼り、若狭国へと下ることになる。
ここから流亡将軍の苦難の道が始まるのである。

かつては応仁の乱東軍の副将として隆盛を極めた若狭武田氏も、義統自身が息子との家督抗争や
重臣の謀反などから国内が安定しておらず、上洛できる状況でなかった。
そこで義秋一行は、足利将軍家に対し恩がある越前国の朝倉義景のもとへ移り、上洛への助力を要請した。
もともと越前朝倉家は、国主の地位ではなかったが、現当主朝倉義景の父孝景の代に、
足利将軍家から御相伴衆に准ずる地位を与えられ、一国の支配を認められていた。
しかしその朝倉家では、すでに足利将軍家連枝の「鞍谷御所」足利嗣知(足利義嗣の子孫)を擁護しており、
十分に足利将軍家を補佐していると自負していた。
義秋を奉じての積極的な上洛をする意思を表さなかったのも、そのような経緯からであったものと思われる。




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